広島高速交通は2017年7月14日(金)、アストラムライン向けの新型車両を導入すると発表しました。開業当初から使用している6000系と1000系を置き換える目的で製造されるもので、2019年から順次、導入されます。
アストラムラインは、1994年8月に開業したAGT路線です。営業開始当初から1998年の間に導入された6000系、1000系は、最も古いもので約23年が経過しており、広島高速交通は、置き換えの理由を「車両の老朽化ため」としています。
新型車両は、アストラムラインのイメージやシンボルカラーを継承しつつ、「新しさを感じさせるデザイン」となります。また、ベビーカーや車椅子のスペースを整備するなど、子育てや福祉に配慮するほか、快適性や安全性の向上、省エネルギー化に配慮した車両とされる計画です。
車両の置き換えは2期に分けて実施され、このうち、2019年度から2015年度までの第1期に導入される11編成66両は、三菱重工業が受注、残りの13編成は第2期目としての導入、置き換えが予定されています。