男山ケーブル、車両デザインを一新し「石清水八幡宮参道ケーブル」に変更

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ケーブルカーの新デザイン

©京阪電気鉄道

京阪電気鉄道は2019年5月14日(火)、八幡市駅~男山山上間を結ぶ鋼索線、通称「男山ケーブル」について、リニューアル工事を施し、通称と駅名を変更すると発表しました。

リニューアル工事は、安全性の向上を図るべく、18年振りに実施するもので、この機会に石清水八幡宮の参道にふさわしい車両デザインに改めます。コンセプトは「陽(赤)の遣い」と「月(黄)の遣い」で、片方が昇ると片方が下るケーブルカーを「太陽」と「月」に見立て、それぞれが発するひかりを表現します。石清水八幡宮の社殿の朱と金や京阪特急伝統の赤・黄ののツートンカラーの組み合わせをモチーフにした外観となります。

内装デザインは、外装と同様、赤と黄の色相をモチーフに、扉、座席を左右で切り替えるデザインとし、出入口方向の案内機能も考慮、扉の柄には、石清水八幡宮のつがいの鳩と男山の青竹をイメージしたオリジナルの紋を、座席表地にはオリジナルの霞文様を採用します。外装と内装で、一貫性のある世界観を表現します。

6月19日(水)からは、「陽(赤)」の車両に「あかね」、「月(黄)」の車両に「こがね」の愛称を新たに設定、石清水八幡宮を象徴する二つの要素である神のつかいとされる「阿吽の鳩」、御神紋「流れ左三つ巴」をモチーフに、二両が対となるケーブルカーの特徴を表現したシンボルマークを車体外観に取り付けます。

また、10月1日(水)から、路線通称を男山ケーブルから「石清水八幡宮参道ケーブル」に、山麓側の八幡市駅を「ケーブル八幡宮口駅」に、山頂側の男山山上駅を「ケーブル八幡宮山上駅」にそれぞれ変更し、石清水八幡宮との関係性を明確化します。あわせて駅舎ファサードの美装化を行います。なお、同日、京阪本線の八幡市駅も「石清水八幡宮駅」に名称変更します。

期日: 2019/06/19から

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