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小田急電鉄と三井住友海上は2019年5月15日(水)、「MaaS(Mobility as a Service)」と保険を組み合わせた新たな仕組みづくり「MaaS×保険」に関する協業取組で、合意したと発表しました。これは、MaaSにかける保険に関する取り組みについての合意です。
三井住友海上は、MaaSなどのモビリティ革命に対応すべく、モビリティサービスに関わる最新技術やビジネス変革に伴う情報収集や動向分析を行い、新たなビジネスモデルや保険商品・サービスの企画・提案を行う専門部署を2019年1月に新設しています。
小田急電鉄は、同社グループ各社が保有する交通サービスや生活サービスを、パートナーと連携しつつシームレスに連動させ、1つのサービスとして利用者に提供するMaaSの実現を目指しています。
昨今は、MaaSをシームレスな交通サービスとしてでなく、多様なサービスと組み合わせ、付加価値を高める考え方が浸透しつつあることから、両社では「MaaS×保険」の実現により、利用者に安心・安全を提供し、MaaSの付加価値向上を図ることができると認識したことから、今回の合意となりました。
具体的な取り組みの内容は、小田急が開発するMaaSアプリおよびアプリ上で提供するMaaS関連商品・サービスに移動や日常生活シーン・観光シーンで安心・安全を提供し、事業者の安定的かつ積極的な事業運営を可能とするため、両社で連携して保険商品を開発すること、小田急は提供する公共交通サービスやMaaSアプリに関する情報提供を通じ、三井住友海上が開発するMaaSアプリおよびMaaS関連商品・サービスと連携する保険の開発を支援すること、三井住友海上は保険の案内方法、申込方法、提供条件などの情報提供を通じ、小田急が設計・開発・運用を行うMaaSアプリに関する支援を行うこと、以上3点について協業していきます。
