小野田線、列車のEB装置が機能しない状態で走行 JR西日本が陳謝

JR西日本は2019年5月21日(火)、5月20日(月)に小野田線において、「EB装置(緊急列車停止装置)」が機能しない状態で列車が走行する事象が発生したと公表、陳謝しました。

この事象が発生したのは、5月20日(月)19時19分ごろで、場所は小野田線の長門本山〜浜河内間、列車は上り普通列車1240M1両編成です。乗客数は1名でした。

当該列車の運転士が、19時19分ごろに浜河内駅に到着後「EB装置」の電源が切れていることに気づき、広島総合指令所に報告したことにより、長門本山~浜河内間約1キロメートルにおいて「EB装置」が機能しない状態で走行していたことが判明しました。その後、必要なスイッチ整備を行い「EB装置」の電源を入れ、2分遅れで運転を再開しました。

「EB装置」とは、保安装置のひとつで、運転士が運転機器操作を60秒間行わなかった場合にブザーが鳴動し、さらに5秒間何もしなければ自動的に非常ブレーキが作動する装置です。

同社は、折り返しの際、必要なスイッチ整備を適切に行わなかったことが原因であるとし、今後は運転士への指導を強化することで、再発防止に努める方針です。

期日: 2019/05/20

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