JR東日本と岩手県のバス事業者である岩手県交通は、2019年6月1日(土)から盛岡中心市街地循環バス「でんでんむし」で、気仙沼線と大船渡線のBRTで導入しているICカード乗車券「odeca(オデカ)」の実証実験を行います。
この実験は、今後の岩手県内における交通系ICカードの本格導入に向け、知見を得る目的で実施されます。実験期間は2021年3月までの予定です。
岩手県交通の盛岡駅前バス案内所において、無記名式の「odeca」を発売し、「でんでんむし」の右回りおよび左回りで、乗り降りができるようにします。「odeca」の販売額は、チャージ額1,500円、デボジット500円の2,000円です。車内などでチャージが可能なほか、岩手県交通の本社では、「odeca」の障害時における再発行登録と再発行にも対応します。
「odeca」は、交通系ICカード全国相互利用サービス加盟各カードからの片利用に対応しており、同サービスに加盟している「Suica」、「Kitaca」、「PASMO」、「TOICA」、 「manaca」、「ICOCA」、「PiTaPa」、「SUGOCA」、「nimoca」、「はやかけん」でも、「でんでんむし」に乗車できます。