日本初の地下鉄車両「1001」号、日本機械学会の「機械遺産」に認定へ

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日本初の地下鉄車両「1001」号車

©東京メトロ

東京メトロは2017年7月25日(火)、同社が東京都江戸川区の地下鉄博物館で保管している、日本初の地下鉄車両「1001」号車が、日本機械学会が指定する「機械遺産」に認定されると発表しました。東京メトログループの所有物が「機械遺産」に認定されるのは、今回が初となります。

今回の「1001」号の機械遺産への認定は、1927年に東京地下鉄道が東洋初の地下鉄として営業開始した車両を当時のままに復元していることの資料的価値性や、国内初の打子式ATSが装備されているなど、国産地下鉄の技術発展の基礎を示す車両であることが評価され、決定に至りました。

「1001」号は今後、「機械の日」である8月7日(月)に東京大学の情報学環・福武ホールにて開催される認定式をもって正式認定される予定です。

なお、「1001」号は、2009年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されているほか、2017年3月には、文化審議会が国指定重要文化財登録に向けた答申を行っています。

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