東武、駅や橋梁など鬼怒川線の7施設が国の登録有形文化財に

ニュース画像:下今市駅 旧跨線橋 - 「東武、駅や橋梁など鬼怒川線の7施設が国の登録有形文化財に」
下今市駅 旧跨線橋

©東武鉄道

東武鉄道は、2017年7月21日(金)、鬼怒川線の7件の構造物について、文化審議会から文部科学大臣に答申されたことを受け、国の登録有形文化財に登録されることが決まったと発表しました。

登録有形文化財は、建設後50年が経過したもののうち、国土の歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現するものことが容易ではないものを、緩やかな規制を通じて保存を図り、地域の資産として街づくりや観光に活用していくことを目的に制定されるものです。

今回、東武鉄道の構造物で登録されたものは、日光線開通時の姿を残す下今市駅の跨線橋や、1897年に架橋された日本鉄道磐城線 阿武隈川橋梁を転用した大桑~新高徳間に架かる砥川橋梁、鬼怒川地域の石材を活用したと考えられる玉石積の駅プラットホームです。

東武鉄道では、これら昭和初期の建造された歴史的文化価値の高いものを、SL「大樹」が運行される鬼怒川線で、「鉄道産業文化遺産の保存と活用」を推進していくとしています。

■登録有形文化財に指定されることになった構造物
・下今市駅旧跨線橋
・大谷向駅下りプラットホーム
・大谷向駅上りプラットホーム
・大桑駅プラットホーム
・砥川橋梁
・新高徳駅プラットホームおよび上家
・小佐越駅プラットホーム

期日: 2017/07/21から

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