横浜シーサイドラインは2019年6月4日(火)の11時頃から、運転士が乗務し、手動運転により運転を再開します。
同線は、6月1日(土)の20時15分頃、新杉田駅で列車が逆走し、車止めに衝突する事故があったため、運転を見合わせています。
この路線は、ATO(自動列車運転装置)を用いた自動運転を行っており、通常、運転士や車掌など、乗務員などは列車に乗務していません。事故の原因は、まだわかっていませんが、同社の三上社長は会見で、事故車両を除く全編成を走行させ、ブレーキや信号のチェックを実施し、安全を確保できると判断、手動運転で運転を再開することにしたと、しています。
再開後は10分間隔の運転で、輸送力は通常時の65パーセント程度になります。同社では、手動で営業運転を続けながら、引き続き、事故原因の解明を進める方針です。
なお、バスによる代行輸送は、6月4日(火)の19時まで継続します。明日、6月5日(水)は7時から9時まで実施、それ以降は状況により判断する計画です。