無人運転を実施する各路線、緊急点検やホームに係員を配置

ニュース画像:ゆりかもめ - 「無人運転を実施する各路線、緊急点検やホームに係員を配置」
ゆりかもめ

©RailLab ニュース

全国で無人運転を行っている鉄道事業者各社では、2019年6月1日(土)に横浜シーサイドラインの新杉田駅で発生した逆走事故を受け、緊急点検や安全対策の強化を行っています。

新交通システムの一種であるAGT(自動案内軌条式旅客輸送システム)の営業路線は、全国に10路線があり、そのうち、横浜シーサイドラインと同様、無人運転を行っている路線は5路線です。磁気浮上式鉄道の一種、HSST(High Speed Surface Transport)を採用している愛知高速交通のリニモも、無人運転を行っています。また、跨座式モノレールを採用している舞浜リゾートラインのディズニーリゾートラインも、運転士は乗務しておらず、無人運転です。

無人運転を行っている車両には、ATO(自動列車運転装置)が搭載されています。大阪メトロのニュートラムは6月6日(木)、神戸新交通のポートライナーは6月5日(水)、六甲ライナーは6月6日(木)まで、同装置の特別点検を実施しています。リニモも同様の点検を行いました。

そのほか、大阪メトロと神戸新交通では、指令所の出発監視体制の強化を図ったほか、両社に加え、ゆりかもめは、始発駅のホームに係員を配置し、緊急時には列車を停止させる体制にしています。

■全国の無人運転路線
<AGT>
・東京都交通局 日暮里・舎人ライナー
・ゆりかもめ
・横浜シーサイドライン
・大阪メトロ ニュートラム
・神戸新交通 ポートライナー
・神戸新交通 六甲ライナー

<その他>
・舞浜リゾートライン ディズニーリゾートライン
・愛知高速交通 リニモ

期日: 2019/06/02から

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。