横浜市営地下鉄脱線事故、代行バスを運転中 運転再開は6月9日の予定

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横浜市営地下鉄ブルーライン

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横浜市営地下鉄ブルーラインは2019年6月6日(木)の10時30分頃から、バスによる代行輸送を実施してます。これは、同日5時22分頃、下飯田駅付近で湘南台発あざみ野行きの始発電車が脱線する事故があったためです。

この事故では、6両編成中、先頭から5両目までの6号車から2号車が、脱線しました。当初、けが人はいないと発表されていましたが、のちに乗客1名、乗務員1名が、けがをしていたことが判明しています。

事故原因は、これまでの調査で、保守点検作業員が、点検作業で使用していた本線レール上の横取りレールを作業終了後、所定に位置に戻し忘れたことから、その上に列車が乗り上げ脱線したことがわかっています。

復旧作業は、脱線車両をレール上に戻し、車両基地へ搬送後、損傷した軌道や集電用のサードレールの修復を行います。横浜市交通局は、JR東日本の協力を受け、作業を行っており、6月7日(金)7時30分までに、2号車、3号車、6号車の3両をレール上に引き上げる作業を終了しています。

しかしながら、作業終了には、時間がかかる見込みで、6月9日(日)の始発電車からの運転再開を目指しています。

バスによる代行輸送は、5時30分から25時まで実施予定で、横浜市交通局のバスのほか、神奈川中央交通、相鉄バスにより行っています。運転区間は、踊場駅~中田駅~立場駅~相模鉄道いずみ野線いずみ中央駅間です。6月7日(金)7時30分現在、19台のバスを使い、朝夕概ね5分間隔で運転、その他の時間帯は、利用客の状況を考慮し、運転本数を調整する計画です。なお、下飯田駅は、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅からも近く、湘南台駅はいずみ野線で向かうことができます。

同局では、輸送力が不足していることがから、他社線への振替輸送も合わせて利用するように呼び掛けています。

期日: 2019/06/06 〜 2019/06/09

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