大阪メトロ谷町線、列車出発時に誤って扉を開く事案が発生

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谷町線

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大阪メトロは2019年6月7日(金)に、駅を出発したばかりの列車が、誤って扉を開けてしまう事案が発生したと、陳謝しています。

この事案が発生したのは、6月6月(木)の18時52分頃で、場所は谷町線谷町九丁目駅の八尾南方面行きのホームです。当該の列車は、都島発喜連瓜破行きの6両編成で、約550人が乗車していました。

該当の列車の車掌は、乗客の乗降完了後、扉がすべて閉まったことを確認したうえで、運転士に出発合図を送りました。ところが、戸閉表示灯が点灯しなかったことから、運転士は車掌に再び扉を開けるように合図を送信します。車掌は案内放送を行った後に、開扉操作を実施しましたが、直後に戸閉表示灯が点灯、運転士は列車出操作を行いました。このため、動き出したと同時に扉が開きだす事態になっています。

運転士は、直ちにブレーキ操作を行いましたが、約50センチメートル進み、扉が開いています。この事案により、乗客から怪我をしたという申告はありません。また、列車に遅延も発生していません。乗務員の経験年数は、運転士が3年2カ月、車掌が13年7カ月です。

原因は、運転士が車掌に扉を再び開けさせるための合図を送ったにも関わらず、車掌と十分な確認をしないまま、列車を出発させたためです。大阪メトロは、当該運転士に対し厳正に対処するとともに、今回の事象を全乗務員に周知、基本動作の徹底を、改めて指導する方針です。

期日: 2019/06/06

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