鳥取県は2019年6月10日(月)、漫画「名探偵コナン」のキャラクターがラッピングが施されている「名探偵コナンイラスト列車」の新しいデザインを公表しました。
「名探偵コナンイラスト列車」は、「まんが王国とっとり」の建国を記念し、2012年4月3日(火)に運行が開始された車両です。当初は「黄色車両」のみでしたが、2015年度に「名探偵コナン鳥取ミステリツアー」の開催に合わせ「ピンク色車両」が、追加投入されています。運行路線は、おもに山陰本線です。
今回は、「黄色車両」のリニューアルに伴い、新しいデザインが設定されました。新デザインは「青」と 「赤」の2両編成で、これまでの車両と同様、キハ126系が使用されます。「青」がベースカラーとなる米子寄りの車両のテーマは「コナン&怪盗キッド」で、怪盗キッドの魅力が満載なデザインとされました。一方、「赤」がベースカラーの鳥取寄りの車両のテーマは「新一&蘭」で、工藤新一と毛利蘭の恋の行方を追うようなイラストを使用したドキドキわくわく感あふれるデザインが採用されています。
また、新しいコナンイラスト列車の象徴として、オリジナルエンブレムが用意されたほか、トイレ入口にコナンのイラストと工藤新一のシルエットを配置、トイレのピクトグラムは、工藤新一と毛利蘭を模したイラストにされています。
新しいコナンイラスト列車は、6月21日(金)に米子駅構内の後藤総合車両所 運用検修センターで、マスコミ向けの報道公開、6月22日(土)に鳥取駅で出発式を開催し、その後、運行を行う予定です。