国交省、シーサイドラインの事故を受け事故防止に向けた検討会を開催

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横浜シーサイドライン

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国土交通省は2019年6月14日(金)に「無人で自動運転を行う鉄軌道の事故防止に関する検討会」を開催します。

この検討会は、6月1日(土)に横浜シーサイドラインの新杉田駅で発生した事故を受け、同種の事故の防止に向け、関係者間での情報共有や再発防止対策の検討するため、開催されます。主な議題は、事故原因の調査状況、再発防止対策の検討、各社の対応状況の確認などです。

横浜シーサイドラインと同じ、新交通システムの一種であるAGT(自動案内軌条式旅客輸送システム)の営業路線は、全国に10路線あり、そのうち、5路線で無人運転を行っています。また、磁気浮上式鉄道の一種、HSST(High Speed Surface Transport)を採用している愛知高速交通のリニモと、跨座式モノレールを採用している舞浜リゾートラインのディズニーリゾートラインも無人運転を行なっています。

今回の検討会は、東京大学大学院の古関隆章教授が座長を務め、無人運転を行っている各鉄道事業者の関係者のほか、自動車技術総合機構 交通安全環境研究所、鉄道総合技術研究所、国土交通省鉄道局の職員が委員として参加します。

■全国の無人運転路線
<AGT>
・東京都交通局 日暮里・舎人ライナー
・ゆりかもめ
・横浜シーサイドライン
・大阪メトロ ニュートラム
・神戸新交通 ポートライナー
・神戸新交通 六甲ライナー

<その他>
・舞浜リゾートライン ディズニーリゾートライン
・愛知高速交通 リニモ

期日: 2019/06/14

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