JR貨物は2019年6月9日(日)から7月28日(日)までの毎週日曜日に、青函トンネルを含む北海道新幹線と貨物列車が共用運転を行う「青函共用走行区間」の走行列車の一部で、運休や時刻変更を実施しています。
これは、線路施設を管理するJR北海道が設備の交換や更新を行うことから、必要な保守作業時間を拡大して工事を実施するためです。貨物列車や新幹線に電力を供給する架線などの交換には、連続6時間程度の保守間合いが必要です。通常の保守間合いでは、時間が足りないことから大幅に拡大して行います。安全・安定輸送を確保には必要な作業で、計画的に交換工事を実施します。
7月の毎週日曜日に青函トンネルを通過する貨物列車は、2本が全区間運休、4本が時刻変更を行います。全区間運休する列車は、名古屋貨物ターミナルを、7月7日(日)から7月28日(日)までの日曜日に発車する「第96~1093~3087列車」の札幌貨物ターミナル行きと、百済貨物ターミナルを7月6日(土)から7月27日(土)までの毎週土曜日に発車する「第5086~3083~83列車」の札幌貨物ターミナル行きです。
また、7月7日(日)から7月28日(日)までの毎週日曜日は、隅田川駅発札幌貨物ターミナル行きの「3055列車」を「3057列車」の時刻で運転、吹田貨物ターミナル発札幌貨物ターミナル行きの「第4091~3091列車」、札幌貨物ターミナル発新座貨物ターミナル行きの「第94列車」、札幌貨物ターミナル発大阪貨物ターミナル行きの「第2060~4060列車」は、時刻変更を行います。