日立製作所は2017年7月27日(木)、同グループ企業の日立レールイタリアとアンサルドSTSが設立した、日立アンサルド・ボルチモア・レール・パートナーズが、アメリカのメリーランド州交通局からボルチモア地下鉄向け車両と信号システムを受注したと発表しました。
受注した車両は、ステンレス製の車両、計78両です。2両編成を最小に、必要に応じた複数車両の編成とすることが可能で、フロリダ州のマイアミ・デイド郡向け車両を製造している日立のマイアミ工場で製造されます。
受注額は、車両とCBTC信号システムを含め、総額4億50万ドル、日本円で約450億円で、最初の車両は、2021年に運用が開始される予定です。