奈良県、令和元年度補正予算でリニア中央新幹線と関空の接続を調査

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関西国際空港・リニア中央新幹線接続新幹線の概要

©奈良県

奈良県は2019年6月13日(木)、定例県議会に補正予算案を提出し、リニア中央新幹線と関西国際空港の接続を目指す新幹線調査検討事業に2,500万円を計上しました。

調査事業はリニア中央新幹線の想定ルートに関する調査と検討に加え、「奈良市附近」駅と関西国際空港を直結するリニア新支線について調査、検討します。リニア新支線は、関西国際空港を利用する海外からの旅客が増加する中、その利用者の高速輸送を目指す取り組みで、リニア中央新幹線の大阪延伸時の開通を目指す事業です。

奈良県の案では、「奈良市附近」駅から大和高田市、御所市、五條市、和歌山県の橋本市を通るルートが提案されています。2027年に東京/名古屋間でリニア中央新幹線の開業が予定されており、さらに大阪への延伸は政府が資金支援する見通しで、新大阪をリニアの発着駅とする案が有力と見られています。こうした路線検討の中で、関西国際空港とのアクセスについても議論が進められていました。

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