JR東日本、蒲田トレーニングセンターを開設 安全・安定輸送を向上へ

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設置される訓練車両

©JR東日本

JR東日本は2019年7月1日(月)、安全・安定輸送のレベルアップに向けた新たな訓練設備として、「総合訓練センター 蒲田トレーニングセンター」を開設します。

同社は、グループ経営ビジョン「変革2027」において、安全が経営のトッププライオリティであることをグループ全社員の共通認識として徹底し、「究極の安全」に向けた教育・訓練を拡充するなど具体的な取組みを推進することを掲げています。

東京支社管内では、1989年から総合訓練センターを宇都宮線東大宮駅最寄りに設置し、異常時対応訓練などを行ってきましたが、駅社員を対象に、より実践的な安全教育・訓練を拡充し、異常時対応能力や安全に関する知識・技能を有する社員を、さらに体系的に育成することを目的に、新たな総合訓練センターを設置することになりました。

蒲田トレーニングセンターは、京浜東北線の蒲田駅付近にある大田運輸区の敷地内に設置されます。敷地面積は約3,500平方メートルで、延長190メートル2線と80メートル1線の訓練線、10メートルのホームを2面持つ訓練駅「大田駅」と、ホーム1面の「志茂田」駅、延床面積約279平方メートルの実習棟が設置されます。また、ミニ車両2両、信号設備、踏切、架線が訓練設備として導入されます。

センター長を含む6人の講師が常駐し、列車を停止させるための手法や設備などの取り扱い方法を習得する基本動作訓練、駅間停車した列車から乗客を安全に降車させる救済訓練、線路内で作業する職員の安全確保に必要な知識・技能を習得する列車見張員訓練、 落とし物などを安全に拾得する手順を学ぶ落とし物拾得訓練などが行われます。

期日: 2019/07/01から

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