京都市交通局の2019年度運営方針、浸水対策強化や案内表示充実化など

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駅出入口における止水板

©京都市交通局

京都市交通局は2019年6月18日(火)、「2019年度 交通局運営方針」を発表しました。今年度は、「京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン」を基本に運営する初年度になります。

安全対策や乗客に見えるサービス向上を図る事業戦略は、安全運行の確保、より質の高いサービスの提供、利便性・快適性の向上、まちづくりへの貢献、経営基盤の強化の5項目を挙げています。

このうち、地下鉄の関する安全対策は、浸水対策強化を目的に駅出入口への止水板の設置、烏丸線駅ホームへの車掌用モニターの設備を行います。

止水板は、4年間の設置計画の最終年で、2019年度は丸太町駅、五条駅、六地蔵駅の3駅11カ所に設置します。さらに2018年の公表された京都市水害はハザードマップに基づき、8駅16カ所の追加設置計画を策定します。車掌用モニターは、ホームの安全性強化を目的としたもので、2019年度は五条駅、九条駅、十条駅、くいな橋、竹田駅の5駅10カ所に増設します。

サービス向上に関係する内容は、車内案内表示装置と災害時などの運行情報提供に係る駅構内掲示物の日本語、英語、中国語、ハングルの4言語化、外国人観光客にも分かりやすい案内用図記号(ピクトグラム)の導入、駅トイレのリニューアル、駅施設・設備の計画的改修、照明のLED化などを行います。

このうち、駅施設・設備の計画的改修は、駅コンコース壁面のリニューアルを丸太町駅、エレベーターのリニューアルを十条駅、エスカレーターのリニューアルを北大路駅と鞍馬口駅で実施します。

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