新形式の271系登場、特急「はるか」の増結用として18両投入へ

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271系

©JR西日本

JR西日本は2019年6月21日(金)、関西空港アクセス列車の特急「はるか」用の車両として、新形式の271系を投入すると発表しました。

近年の訪日外国人観光客の増加に伴い、「はるか」の利用客も増加していることから、増結用の新型車両を追加投入することになりました。これにより、現行の6両編成を増結し、約1.5倍の9両編成での運転が可能となります。

271系の製造両数は、増結用の3両編成6本、合計18両です。営業運転の開始時期は2020年春頃を予定しています。

安全性・安定性を向上させるため、オフセット衝突対策や衝撃吸収構造の採用などによる車体構造の強化、EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)の採用、運転台計器類の二重系化による信頼性向上の追加対策を行っています。

車内は、旅客サービス設備やバリアフリー設備を充実させ、利便性・快適性を向上させています。主な追加設備は、全座席へのモバイル用コンセント設置、車内ディスプレイによる停車駅・運行情報などの4カ国語案内対応化、大型スーツケースなどにも対応した客室内への大型荷物スペースの設置、客室とデッキ部への防犯カメラの設置です。

また、現在運行中の281系と同様、訪日外国人向けフリーWi-Fiサービスを導入します。車両デザインは、現行のデザインを継承しています。

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