JR西日本は2017年8月8日(火)、阪和線と関西空港線の分岐駅である日根野駅近くの踏切に、外国人向けのLED看板を設置たと発表しました。LED看板は、すでに7月から運用が開始されています。
日根野駅は関空から近く、駅周辺のホテルに宿泊する外国人旅行者が近年増加しています。JR西日本は、アジア各国には踏切が設置されていないことが多く馴染みがないため、踏切が鳴り遮断機が下りても踏切を渡ったり、中で立ち止まってしまう例が多く見られるとして、事故などが起こってからでは取り返しがつかないという危機感から、LED看板を設置したとしています。看板は、英語、中国語、韓国語で、「危険、止まるな!」などの文章を表示させることができます。
なお、JR西日本は、6月には踏切防止キャンペーンを実施するなど、踏切の安全性向上に努めています。