フランス国鉄、日本精工のTGV車両向けホイールベアリングに最終認可 正式に採用

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日本精工の軸受

©NSK Europe

日本精工のヨーロッパ支部であるNSKヨーロッパは2017年7月、同社が開発し、高速鉄道「TGV」車両で使用するホイールベアリングが、フランス国鉄(SNCF)からの最終認可を得たと発表しました。日本精工がヨーロッパでこうした認可を受けるのは、今回が初めてです。

認可を受けた「ホイールベアリング」とは、回転する軸に接して荷重を受け、軸そのもの支持する車両部品です。日本精工は、日本の新幹線でホイールベアリングの技術を培い、韓国や中国の高速鉄道車両でも採用された実績があります。

TGVに使用されるホイールベアリングは、2011年から5年間に渡り様々な試験が繰り返されています。日本精工のベアリングは、すでに400個以上が実際の車両に取り付けられ、製品の性能が実証されています。今回の認可により、日本精工は、フランス国鉄の認定サプライヤーとして、正式にTGV向けホイールベアリングを受注しました。

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