東京メトロは2019年6月28日(金)、東京2020オリンピック競技大会の開催期間中における、競技会場最寄駅の混雑予想箇所および時間を公表しました。
これは、東京都、内閣官房、東京2020大会組織委員会が事務局となり進めている「2020 TDM 推進プロジェクト」の一環で、混雑を避けて利用してもらうための参考情報として、発表されたものです。TDM(Transportation Demand Management)とは、交通需要マネジメントのことを指し、今回は大会の円滑な運営および輸送の実現と、経済活動の両立を図るため、交通需要の抑制を目指しています。
今回は、混雑が予想される駅のうち、競技会場最寄り駅など9駅の構内の混雑予想箇所と時間が公表されました。公表された駅は、北参道駅、竹橋駅、外苑前駅、明治神宮前駅、有楽町駅、日比谷駅、新木場駅、豊洲駅、辰巳駅です。
駅の出入口および改札口の30分ごとの混雑度を、混雑していることを表す「橙色」と、とても混雑していることを表す「赤色」の2段階で表示しています。公表された内容によると、北参道駅と竹橋駅は、期間中に混雑することは無いと予想されています。
東京メトロでは、他の混雑が予想される駅についても順次公表するほか、上記の9駅についても、今後の需要の精査を行い、情報を更新する予定としています。また、大会のオフィシャルパートナーとして、各種取り組みを行い、大会の成功に貢献していく方針です。