JR東、英ウェストミッドランズ鉄道事業の運営権を獲得 初の海外鉄道事業参画

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「ウェストミッドランズトレインズ」 の運営概況

©JR東日本

JR東日本と三井物産は2017年8月10日(木)、オランダの交通企業「アベリオ」グループのイギリス部門「アベリオUK」とともに、イギリスの旅客鉄道運行事業フランチャイズの一つである「ウェストミッドランズ」の運営権を獲得したと発表しました。

ウェストミッドランズの運営権は、JR東日本、三井物産、アベリオUKの3社からなるコンソーシアムがイギリス運輸省から獲得したものです。同コンソーシアムは 2016年11月に入札に参加、このたび受注通知を受け、今後はイギリス運輸省と連携して12月からの本事業開始に向けて準備を進めていくとしています。

今回獲得した事業は、ロンドンへの通勤路線と、ロンドンからリバプールまでをつなぐ長距離路線、バーミンガムの都市圏輸送を担うものです。具体的には、イギリス運輸省から要請される新車両の導入による輸送力増強や、ロンドン、バーミンガム周辺の通勤混雑緩和、乗客への情報提供や輸送安定性の強化などのサービス品質向上などに取り組む予定です。

なお、今回の運営権獲得は、JR東日本が海外鉄道運行事業に参画する最初の案件であり、三井物産としてはイギリスのイーストアングリア旅客鉄道運行事業に続く、2路線目の旅客鉄道事業参画となります。

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