箱根登山鉄道は、2019年7月19日(金)に引退したモハ1形「103号」を日本工業大学へ譲渡します。
モハ1形「103号」は、箱根登山鉄道の前身である小田原電気鉄道が、箱根湯本~強羅間が開業した1919年に投入した「チキ1形」をルーツに持つ車両です。引退時は「107号」と編成を組んで2両で運用されていました。「107号」は鈴廣蒲鉾本店へ譲渡されることが決定しています。
「103号」は8月上旬に譲渡され、埼玉県宮代町の日本工業大学 宮代キャンパスへ移されます。校内に併設された工業技術博物館前で10月上旬から展示される予定で、教材として活用される計画です。