JR西日本は2019年7月17日(水)、モバイル・マッピング・システム(MMS)による3次元計測を導入すると発表しました。
MMSは、計測機器を車両に搭載し、線路上を走行しながら鉄道、周辺設備の3次元位置情報を取得するシステムです。従来は人手で測っていた建築限界やホーム限界を車上から測定し、現地に行かなくても現場調査や測量が可能となります。
JR西日本は2021年の運用開始を予定しており、新幹線、在来線の全エリアに導入されます。同社は2014年からアジア航測と鉄道MMSの共同研究を進めており、アジア航測は7月5日(金)にMMSによる鉄道事業者向けのサービス開始を発表していました。