JR西日本グループと大阪大学大学院経済学研究科「シカケラボ(仕掛学ゼミ)」は、2019年7月30日(火)から8月5日(月)まで、JR大阪駅で共同実験「大阪環状線総選挙」を実施します。これは、より利用しやすい駅の実現を目指した共同研究の一環です。
仕掛学とは、ついやってみたくなる「仕掛け」により、問題解決につながる行動を誘発する仕組みを見つけ、新たな「仕掛け」を開発する研究分野として、阪大の松村真宏教授が提唱しています。実験は「シカケラボ」の学生たちのアイデアを基に、駅構内で混雑しやすく、問題発生の要因となるエスカレーター利用を減らし、階段利用を増やす目標を掲げています。
実験場所は大阪駅の御堂筋口から大阪環状線ホーム下の上り用階段です。好きな大阪環状線の「アフター5に行くならどっち?」という質問に、階段を上ることで天満派、福島派の回答に参加でき、日ごとの投票数が階段上のモニターで表示されます。投票期間終了後には、この総得票数が発表されます。