JR各社は2019年8月9日(金)から8月18日(日)までの10日間について、指定席予約状況を発表しました。下りのピークは8月10日(土)、上りのピークは地域により異なり、8月15日(木)から8月17日(土)です。
新幹線の予約席数は、東海道、山陽、九州の各新幹線が前年比100.5パーセント(%)から105.7%と増加した一方、東北、上越、北陸の各新幹線は96%から98%と減少しています。北海道新幹線は100.5%、ミニ新幹線の秋田新幹線と山形新幹線はいずれも101%でした。
在来線特急は、JR四国管内で予約数の増加が顕著です。「あしずり」が190%、「宇和海」が161%、「しおかせ」と「いしづち」が130%、「うずしお」が123%と前年から増加しています。
四国以外は、中央本線の「あずさ」、「かいじ」、「富士回遊」など123%、常磐線の「ひたち」、「ときわ」が114%と伸びました。
一方、JR東海管内は83%と大幅減、JR北海道管内が98.5%と減少しています。また、牟岐線の「むろと」は46%です。
なお、伯備線の「やくも」は、2018年度が「平成30年7月豪雨」の影響で、運転を見合わせていたことから、集計の対象外です。