N700S営業車の状態監視システム、2021年4月から3編成で実用化

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トロリ線状態監視システムの概要

©JR東海

JR東海は2019年8月7日(水)、計測機器を搭載したN700Sの営業運転を2021年4月から開始すると公表しました。ドクターイエローでの計測に加え、高頻度に設備の状態を把握し、タイムリーに保守作業を行えるよう、営業車でも随時計測を行います。「軌道状態監視システム」、「トロリ線状態監視システム」、「ATC信号・軌道回路状態監視システム」の3つの状態監視システムの実用化に目途がついたため、営業車への搭載が決定しました。

計画では2021年3月まで、N700S確認試験車に搭載した計測機器の長期耐久性などを確認し、同年4月から計測機器を搭載したN700Sの営業運転を開始します。3つの状態監視システムは、N700S営業車の3編成に搭載します。このうち、軌道状態は、高頻度の計測を実現する目的で、別の3編成にも軌道状態監視システムを搭載します。

軌道状態監視システムは、走行中に軌道の状態を計測し、データをリアルタイムに中央指令などへ送信し、レールの上下のずれに加え、左右のずれ、左右レール間の距離、左右レールの高低差を計測します。これにより適切な時期の保守作業の実施に加え、乗り心地の向上にもつながるとし、N700S確認試験車に搭載、2018年5月から走行試験が行われていました。

トロリ線状態監視システム、ATC信号・軌道回路状態監視システムも2018年10月から、N700S確認試験車に搭載していました。トロリ線状態監視は、走行中にトロリ線の摩耗や高さなどを計測するシステムで、作業員による定例的なトロリ線の夜間計測を省略できます。現在は、ドクターイエローで10日ごとに計測し、その地点情報をもとに月1回、至近距離で作業員が計測していました。

ATC信号・軌道回路状態監視システムは、走行中に、レールに流れるATC信号、帰線電流を計測し、取得したデータを定期的に保守部門へ送信するシステムで、異常の予兆を早期に検知し、信号設備、軌道回路に必要な処置、保守を速やかに対応できるようになります。

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