横浜シーサイドラインは、2019年8月31日(土)始発から、自動運転を再開します。シーサイドラインは6月1日(土)、新杉田駅で逆走事故を発生して以降、運転士による手動運転が実施されていました。今回、事故対策に関連した改修工事や、安全確認が完了したことから、運転再開が決定しました。
自動運転再開後も、3日毎に実施する通常の列車検査を2回程度実施する計画で、この点検が終了するまでの間は保安要員が運転席に乗車します。また、自動運転再開から1カ月後に臨時検査を実施するまで、非常停止ボタンで列車を停止させる保安要員が駅に配置されます。
無人運転移行後は、事故により車両が1編成少ないことから、事故発生前の98パーセント程度のダイヤで運行される計画です。
なお、今回の事故対策の改修で、列車の進行方向の回路に異常が発生すると出発しない仕組みが導入され、万が一動いた場合でも、非常ブレーキがかかる回路が追加されています。