JR東日本グループは、ミャンマー国鉄から3名の研修生を受け入れ、研修を実施します。これは、グループ経営ビジョン「変革2027」で、ESG経営の一環として掲げる「国際鉄道人材の育成」の第2弾です。
この研修は、ミャンマー国鉄の駅業務従事者2名、線路メンテナンス業務従事者1名の合計3名を受け入れ、それぞれの専門分野において実施されます。
駅サービス分野の研修期間は、2019年9月17日(火)から12月16日(月)までです。そのうち約2ヶ月間は、上野駅で乗客への列車や各種設備の利用案内、異常時における情報提供等の駅サービス業務をOJT形式で学びます。また、東京メトロ、ひたちなか海浜鉄道、東京モノレール、ジェイアールバス関東、東日本環境アクセスの協力のもと、各社の駅業務や清掃等駅関連業務を実施します。
線路のメンテナンス分野の研修期間は、2019年9月17日(火)から2020年3月2日(月)までです。仙台保線技術センターで、各種線路検査や現場調査等を通じて在来線における線路メンテナンス業務の流れをOJT形式で学びます。
同社では、国際的な鉄道人材の育成を通じて日本とミャンマーとの友好関係を構築するとともに、今後も実習分野や受け入れ対象国を拡大しながら、アジア地域の持続的な経済発展に貢献するとしています。