JR東日本は2017年9月6日(水)、町田駅で試行導入している「スマートホームドア」について、新たに八王子寄りの2扉を、9月23日(土)から設置、試行開始すると発表しました。
JR東日本ではホームドアの設置を首都圏各地で進めており、横浜線町田駅の4番線には、バータイプのホームドア「スマートホームドア」が設置されています。このホームドアは、2016年12月17日(土)に、東神奈川寄りの1両分を先行導入、2017年7月29日(土)には八王子寄りの2つの扉を除いた170メートル区間で設置されました。残りの八王子寄りの2つの扉は、ドアとドアの間隔が狭いことや、町田駅の構造の制約上、従来のドアが設置できないことから、先送りとされてきました。
今回、設置が発表されたのは、この八王子寄り2扉の区間です。特殊形状の「スマートホームドア」が制作され、バーの収納スペースの確保が難しいことから、最前部1つ目のドアのバー全体が、車両の停止位置に合わせて移動する仕様となっています。その際、2つ目のドアに重なるような位置に移動することから、センサーを設置し、安全対策が計られています。
この新しい「スマートホームドア」は、2017年9月23日(土)の始発電車から試行開始される予定です。詳しくは、JR東日本のウェブサイトを参照ください。