大阪市は2017年9月7日(木)、来春から民営化する地下鉄事業の新会社について、2018年4月1日(日)の会社発足時から着用する新制服の概要を発表しました。
大阪市交通局の民営化は、2018年4月の開始を目指して手続きが進められており、バス事業は既存の「大阪シティバス」に譲渡、地下鉄事業は新しい株式会社を設立し、同社に事業を移行することで完全民営化します。2017年6月には準備会社として新会社「大阪市高速電気軌道株式会社」が設立され、営業開始後も登記上の名前は同名称を使用することが明らかにされています。
今回発表された地下鉄職員の制服のデザインは、「安全」、「信頼感」、「親しみやすさ」をコンセプトに、「洗練性の向上」や「仕事のしやすさ」を両立させたデザインを目指しています。
冬服は、ダークネイビーのスーツスタイルで、三つボタンのジャケットを採用し、袖口にグリーンとゴールドのラインを加え、識別性を高めるとともに品格あるデザインです。夏服は、サックスブルーをメインカラーに、胸ポケットと袖口にグリーンのラインがアクセントとして加えられています。
また、技術職員の制服は、グレーをメインカラーに、その濃淡で全体を構成し、汚れの目立ちにくい配色を考慮、ズボンには膝あて布を配し、耐久性が高められています。
いずれの制服も、2018年4月1日(日)の営業開始時から着用する予定です。