JR北海道は、約3年にわたる函館線伊納~近文駅間の嵐山トンネルの覆工修繕工事が、2019年9月10日(火)に完了したと発表しました。
2015年12月27日(日)、嵐山トンネルにおいて、つらら防止用断熱防水板が出火する事象が発生し、同年12月29日(火)までに応急工事を完了、JR北海道は運転を再開していました。
この出火原因は、電車線からつらら防止用断熱防水板に高圧電流が流れ発火したと推定し、不燃化対策を施した断熱防水板による、復旧劣化の進行した覆工コンクリートの補強と、剥落防止工の設置工事を実施していました。