東武鉄道は2019年10月11日(金)、埼玉県久喜市に所在する南栗橋車両管区において、「異常時総合訓練」を開催します。時間は10時30分から13時20分です。
この訓練は、重大事故が発生した場合の併発事故防止や、負傷者の救出・救護、利用客の避難誘導、事故復旧体制の確立といった異常時における知識・技能の向上を目的に、1965年から毎年実施しているものです。
訓練には、同社の各現業職場、東武グループ関係各社を中心に約120名が参加するほか、埼玉県鉄道災害消防活動安全連絡協議会の訓練として埼玉県第4ブロック消防本部及び、その他の埼玉県内消防本部が参加し、合同で訓練を行います。
当日は、列車が踏切において乗用車と接触して脱線、乗客に負傷者が発生したことを想定し、踏切障害事故発生時の処置、消防と合同による負傷者の救護及び避難誘導、対策本部の指揮による事故復旧、救援列車運転による併結及び収容などが訓練されます。