パネル展の告知
沖縄県与那原町の軽便鉄道与那原駅舎は、那覇～与那原間の軽便鉄道が、1914年12月の開通から今年の12月で105周年を迎えることを記念して、記念イベントを開催します。
2019年12月7日(土)13時から、軽便鉄道与那原線跡を文化財専門員の解説を聞きながら歩くウォーキングイベントが開催されます。与那原駅舎から那覇バスターミナルまでおよそ10キロメートルのウォーキングで、事前の申し込みが必要です。申込は、11月15日(金)から11月24日(土)まで、駅舎資料館で受け付けています。定員を超えた場合には抽選となります。
軽便鉄道与那原駅舎では、11月15日(金)から12月9日(月)までの期間、与那原駅跡パネル展が行われます。また、11月24日(日)から12月9日(月)までの期間には、トイレール立体展示が行われ、レールのおもちゃを使った1畳サイズほどの立体展示が行われます。
与那原駅は、1945年に運行を停止した沖縄県営の軽便鉄道「与那原線」の終点駅です。1914年に木造平屋建ての駅舎が開業し、1931年に県営鉄道では唯一の鉄筋コンクリート造りの平屋建てに建て替えられました。駅舎は沖縄戦で被害を受けたたものの、戦後は与那原町役場として利用され、2015年に町立の「軽便与那原駅舎展示資料館」として駅舎が復元されています。
