JR東海は、インターホンなどを通して案内センターのオペレーターが遠隔で旅客サービスを行う「集中旅客サービスシステム」の導入駅を拡大し、東海道本線の大府~岡崎間、関西本線の名古屋~桑名間に導入します。
「集中旅客サービスシステム」は、インターホンやセキュリティカメラ、券面確認台などを活用して、案内センターのオペレーターが遠隔で旅客サービスを行うもので、2013年10月より武豊線に、2017年10月より東海道本線の岡崎~豊橋間に導入しています。システム導入後には、オペレーターが対応することで、列車を運行する全ての時間帯できっぷの購入などが行えるようになります。
導入する駅は、東海道本線の逢妻駅、野田新町駅、東刈谷駅、三河安城駅、西岡崎駅、関西本線の八田駅、春田駅、蟹江駅、永和駅、弥富駅です。2020年4月に工事着手が行われ、2020年12月頃に使用開始予定です。
そのうち、東刈谷駅、八田駅、春田駅、蟹江駅では、オペレーターの応対で新幹線の指定席特急券などのほか、学生割引乗車券など証明書を必要とする割引のきっぷも購入できる「サポートつき指定席券売機」が設置されます。