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長野電鉄は2019年12月7日(土)と12月8日(日)、12月14日(土)と12月15日(日)の4日間、「さよならO2編成イベント」を実施します。このイベントは、通勤車両3500系車両のうち、営団時代の面影が今も残る「O2(オーニ)編成」が12月15日(日)に引退することから実施されるものです。
3500系O2編成は現・東京メトロの営団地下鉄日比谷線の初代車両3000系を譲り受け、長野電鉄向けに改造した2両編成の車両です。銀色のステンレス車体に、同社のカラーである赤い帯を巻いているのが特徴です。3500系は「N編成」と「O編成」の2種類があり、O1編成、O2編成は全線でオールマイティに活躍しました。
イベントでは、長野～信州中野間で臨時列車を運行します。途中、長野市内の地下駅に停車し、撮影会を実施するほか、須坂駅構内でも、撮影会及びグッズ販売会を実施します。12月7日(土)と12月8日(日)の臨時列車への乗車は、「長電フリー乗車券(1日用)」が必要です。また、12月14日(土)と12月15日(日)の臨時列車は、同社主催のツアー旅行参加者に限り、乗車が可能です。
なお、このイベントに合わせ長野電鉄導入時に付けられた車体の赤帯を撤去し、営団地下鉄時代により近い外観としています。また、「赤帯のない3500系」が地下区間を走るのは、今回が初めてとなります。
合わせて、O2編成のクリアファイル、記念フリー乗車券、記念乗車券、記念入場券が販売されます。また、12月9日(月)から12月13日(金)の間は、定期列車で運行します。臨時列車の時刻やツアー旅行の募集、記念品については詳細が決まり次第、公表します。
