JR東日本とJR東日本スポーツは2019年11月27日(水)、「移動空間を成長空間に変える」をコンセプトに山手線車内で利用できる電車専用トレーニングアプリ「‘TRAIN’ing」を試験公開しました。経営ビジョン「変革2027」で、旅客に提供する輸送サービスの質的な変革を目指した取り組みの1つです。
アプリ「‘TRAIN’ing」は、ジオフェンシングの仕組みを活用し、「体を鍛えたい」「リラックスしたい」など利用者の目的、電車の乗車位置、混雑率に応じて、車内でできる座席、つり革、手すりなどを使うパーソナルトレーニングプログラムを音声ガイダンスで案内します。
単なる移動空間の電車内を「成長空間に変える」全く新しい発想と、社会で関心の高まるヘルスケアとを掛け合わせたサービスで、トレーニングプログラムはJR東日本スポーツが運営する「JEXER」の健康運動指導士・フィットネスインストラクターが全て監修し、わずかな時間で本格的なトレーニングができます。
アプリは12月26日(金)までダウンロードでき、アプリ起動から 77 日間利用できます。現在は、App storeで、iPhone版のみ公開しています。乗車前にアプリを起動し、「乗車駅、降車駅、トレーニングカテゴリー」を選択し、乗車後に、車両内の座席、つり革、手すりといったポジションを選択すると、混雑状況に合わせた最適なパーソナルトレーニングプログラムが配信されます。音声ガイダンスで配信するため、イヤホンまたはヘッドホン装着が推奨されています。設定した降車駅に到着すると、トレーニングが終了する流れです。