JR西日本とJR東日本は、2015年3月14日(土)の北陸新幹線金沢開業に伴って、北陸本線と信越本線をIRいしかわ鉄道とあいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道へ経営移管した区間に適用されている乗継割引を、2020年4月1日(水)に廃止すると公表しました。
乗継割引は、北陸新幹線金沢開業に伴ってJRから経営移管された際に、運賃が大幅に変動する区間の緩和を目的としたもので、5年間を限度に設定されました。今回、当初の予定である5年が経過することから、JR西日本とJR東日本の区間に設定された乗継割引が廃止となります。
普通旅客運賃および定期旅客運賃の乗継割引の廃止により、所定の運賃となります。これにより、当該区間の運賃は10円から80円値上げとなります。定期旅客運賃についても、JR区間の割引額分が値上げとなります。
なお、あいの風とやま鉄道では、JR西日本が乗継割引を終了した後も自社区間の乗継割引を継続して実施すると公表しています。