箱根登山鉄道は、2020年度の「夜のあじさい号」の運転を休止すると公表しました。これは台風19号被災の影響による箱根湯本~強羅駅間の運転休止に伴うものです。
箱根登山鉄道では例年、ライトアップされたあじさいを座席指定制の臨時電車から楽しむ、初夏の箱根の風物詩「夜のあじさい号」を運転しています。箱根登山線は、箱根湯本駅から強羅駅まで標高差が400メートル以上もあり、あじさいの見頃もこの標高差とともに移っていくため、長い鑑賞期間が特徴です。
また、沿線6箇所であじさいのライトアップを実施していましたが、2020年度は、このライトアップも休止します。
あじさい電車は2021年度には再開する予定で、2020年は沿線にあじさい株を増殖し、さらに見ごたえのあるあじさいで利用客を迎えるため、整備を実施します。