南海電鉄、平面式踏切障害物検知装置の運用を開始

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平面式踏切障害物検知装置の概要

©南海電気鉄道

南海電鉄は、従来の光式障害物検知装置より安全性が向上した平面式踏切障害物検知装置の運用を開始すると公表しました。

南海電鉄は、装置の実証試験を1年6カ月行い、検知性能などに問題がないことを確認できたことから、運用開始することを決定しました。導入箇所は、南海本線の二色浜2号踏切道と、高野線の初芝5号踏切道です。運用開始日はそれぞれ、2020年2月20日(木)と2020年2月7日(金)です。今後、従来からの光式障害物検知装置を、順次平面式踏切障害物検知装置に置き換え、設置箇所を拡大する方針です。

型式は日本信号製2DLS式踏切障害物検知装置となっており、平面式踏切障害物検知装置はレーザー光により物体までの距離を測定することで踏切道内の物体の有無を判定することが可能な装置です。従来の光式障害物検知装置が線検知を行うのに対し、平面式踏切障害物検知装置は面検知を行うことが可能となり、踏切道内の車いす、歩行者、自転車などに対しての検知性能を高めることができます。

期日: 2020/02/07から

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