近畿日本鉄道は2020年2月28日(金)から4月24日(金)まで、主要駅でAIを活用したデジタルサイネージによる、利用客案内の実証実験を実施します。
この実証実験は、多様化するニーズへの対応、増加するインバウンドに多言語で案内するなど、駅での案内サービスを充実させるため、AIを活用した案内用デジタルサイネージを設置し、サービスを提供する5社と協力します。「乗換案内」、「駅構内や駅周辺の案内」、「よくあるお問い合わせへの回答」などを日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で行い、問い合わせに対して適切な回答ができているかを検証します。
実施場所は大阪難波駅、近鉄日本橋駅、近鉄奈良駅、近鉄名古屋駅、宇治山田駅、五十鈴川駅の6駅で、計8台の駅案内AIサイネージを設置します。様々な質問内容をAIに学習させることにより、利用客とともにAIを育て、さらに回答精度を向上させ、より充実した案内サービスを目指します。
なお、この実証実験では、AIデジタルサイネージ「AIさくらさん」はティファナ・ドットコム、駅案内AIサイネージはJR東日本情報システム、駅すぱあとWebサービスはヴァル研究所、MapFan APIはインクリメントP、ホットペッパーグルメのリクルートライフスタイルが参画しています。