阪堺電気軌道は2020年3月28日(土)から、新たに導入する低床式車両1編成「1101形車」の営業運転を開始します。
同社ではこれまで、天王寺駅前~浜寺駅前間でバリアフリーに対応した低床式車両1001形「堺トラム」3編成を運行していました。1101形車の運行開始に伴い、天王寺駅前発7時から19時台まで、同区間で運行する低床式車両が、現在の概ね2時間に1本から毎時1本になり、より便利に利用できます。
1101形車は、堺トラムの形状を踏襲しつつ、南海グループのコーポレートシンボルのファインレッドとブライトンオレンジの2色を使用したカラーリングとなっています。また、車内は堺トラムの座席配置をベースに、インテリアの色数を「モノトーン+α」に抑え、車内が広く感じる都会的な空間をイメージしたデザインです。室内灯はダウンライトタイプの白色LEDを採用することで、従来の蛍光灯より省エネルギーとなり、環境に配慮しています。