JR東の仙台MaaS、実証実験で会員登録数が大幅に伸び

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TOHOKU MaaS

©JR東日本

JR東日本、宮城県、仙台市は、2020年2月に観光型MaaSとして仙台エリアを中心に実施した実証実験「TOHOKU MaaS 仙台trial」の結果を公表しました。

実証実験では856人が会員登録し、各種サービスを利用し、特に2月17日(月)にLINEの「JR東日本 Chat Bot」で告知を行い、専用サイトへのアクセス数と会員登録数が大幅に伸びました。

また、183枚販売された「仙台まるごとパス」デジタルチケット購入者へのアンケートから、デジタルチケットの購入者は首都圏からの来訪者が多く、訪日外国人観光客の利用は少なかったものの、台湾や中国からの観光客に利用されました。年代別、性別では、20代は女性の利用が多かったものの、全体では男性に多く利用されました。このデジタルチケットでの訪問先は、仙台城跡、松島、瑞鳳殿の観光地に多く訪問されました。

なお、JR東日本は、「ユーザーによって利用できる範囲をカスタマイズできるようにしてほしい」、「価格を下げた1日券があってもいい」、「有人改札を通るのが面倒」などの意見、要望を受け、今回の利用動向や意見、要望を参考に、2020年度に予定している「TOHOKU MaaS」実証実験STEP2に向け、機能改善やサービス拡大の内容を検討し、国内外から来訪する観光客の利便性向上を目指す方針です。

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