リニューアル後の上野連絡通路
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京成電鉄は2020年3月31日(火)、京成上野駅と東京メトロ銀座線上野駅を結ぶ連絡通路で初めてのリニューアル工事を完了し、供用開始します。東京藝術大学と締結した「連携・協力に関する包括協定書」に基づき、同大の美術学部のデザイン監修のもと、陶芸研究室が製作した上野文化の杜の各施設などを想像できる壁面レンガタイルを掲出し、壁面を改修しました。
連絡通路の全長165メートルにはスピーカーが設置され、音楽学部音楽環境創造科が調整を担当しています。目の不自由な利用者、上野エリアを訪れる訪日外国人など、すべての利用者が安心して通路を利用できるよう、日本語に加え、英語、中国語、韓国語と多言語の案内放送を実施します。
通路内に設置されたスピーカーからは、始発や終電時、毎時00分のタイミングで時報が流れます。これは、京成電鉄が成田空港と都心を結ぶ鉄道であることをモチーフとして、世界の国々の印象を盛り込んだ「時報」で、藝大音楽学部音楽環境創造科が最も効果的な音響になるように制作、調整しました。
