長野電鉄は、2020年のゴールデンウィークに運行開始を予定していた新型車両「3000系」について、開始時期を延期します。延期は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を目的とし、新たな開始時期は決まり次第、別途告知されます。
3000系は、元東京メトロ日比谷線03系を長野電鉄が譲り受けた車両で、長野線では初の交流モーターによるインバータ制御車両となり、電力消費量の削減につながる環境に優しい省エネルギー車両です。また、3500系、3600系車両より客室の冷房能力が向上し、快適性が高まります。
3000系車両は、2020年に2編成6両を導入する予定です。この導入により、3500系、3600系車両は順次引退します。