京王電鉄は、2020年4月20日(月)に実施した9000系車両の定期点検において、主電動機取付金具の溶接部に亀裂が見つかったと発表しました。
亀裂は、高幡不動駅構内の車両基地で実施された定期検査の際、主電動機取付金具の溶接部2カ所で発見されました。10両編成中、3号車に55ミリメートル(mm)、8号車に140mmの亀裂が見つかっています。
原因は調査中ですが、4月24日(金)までに当該車両と同構造の京王線176両、井の頭線87両、合計263両について、目視点検、探傷検査が実施され、同様の事象が起きていないことが確認されています。 当該車両の修理等の対応については今後、製造メーカーと協議する予定です。
京王電鉄は、今回の事案を厳粛に受け止め、さらなる安全対策の徹底を図っていく計画です。