小田急電鉄は2020年5月14日(木)、2019年度決算を発表しました。連結決算では、営業収益が5,341億円で前年から74億円の増収、営業利益は411億円で109億円の減益となっています。
このうち鉄道業の営業収益は1,320億円で前年から34億円減少しました。減収は、台風の影響による箱根登山鉄道の一部運休に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大による需要減少などが影響しています。
なお、小田急電鉄は、バス事業を含めた運輸業全体の営業収益における新型コロナウイルスの影響を約42億円と試算しています。今後1年程度は支出を抑制し、CP・社債発行などにより約600億円を確保、「アフターコロナ」を意識し、数値目標や現在推進している具体的施策を見直します。