あいの風とやま鉄道は2020年6月14日(日)まで、観光列車「一万三千尺物語」の運転休止期間を再延長します。
これにより、新型コロナウィルス感染予防のための運休期間は、4月11日(土)から6月14日(日)まで、運休本数は計46本となります。あいの風とやま鉄道は利用者に対し、理解と協力を呼びかけています。
なお、運行再開の際には、利用者の距離を確保するため乗車定員を減らして運行するほか、配席は可能な限り間隔をあけて販売する、車内換気に努める、客室乗務員のマスク着用と手指消毒を徹底する、乗車受付時、利用者に検温と体調についてヒアリングするなどの感染対策を実施予定です。
「一万三千尺物語」は、標高3,000メートル級の山々が連なる立山連峰と深海約1,000メートルの富山湾の約4,000メートルの高低差を走るダイニング列車です。車両は、旧国鉄車両413系の歴史的情緒と富山独特の自然的風雅を調和させたデザインで、天井や床、テーブルなどに富山県産の「ひみ里山杉」を使用し、木と調和した落ち着いた空間に富山湾を意識した青をアクセントとして使用しています。