三井化学専用線が運行終了 延期のラストランイベントは秋頃に開催

ニュース画像:最終運行を終え、関係者で記念撮影 - 「三井化学専用線が運行終了 延期のラストランイベントは秋頃に開催」
最終運行を終え、関係者で記念撮影

©三井化学

三井化学は、大牟田工場で原材料の搬入などに使用している三井化学専用線を2020年5月7日(木)をもって廃止しました。当初、6月にラストランイベントを予定していましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で延期となり、秋頃の開催を目指して準備を進めています。

旧三池炭鉱専用鉄道は、1878年に三池炭鉱の大浦坑から石炭を搬出するために敷設された馬車鉄道が始まりで、支線を含む総延長は約18.5キロメートルに及び、1964年から1972年までは地方鉄道として旅客輸送も担いました。5月7日(木)までは、1.8キロメートルの区間が三井化学専用線として当時の車両とともに運行を継続していました。

運行終了後は、「ありがとう炭鉱電車プロジェクト」と題し、未来に向けたレガシーとしての活用が検討されており、炭鉱電車の「映像」と「音」を懐かしみ、楽しんでもらえるようなコンテンツの製作が進められています。

  • ニュース画像:最終運行を終え、関係者で記念撮影

    最終運行を終え、関係者で記念撮影

    ©三井化学

  • ニュース画像:最終運行の様子

    最終運行の様子

    ©三井化学

  • ニュース画像:最終運行の様子

    最終運行の様子

    ©三井化学

関連記事

ニュースURL